おもとの病気 炭疽病

万年青の病気 タンソ病

タンソ病
葉先や葉の縁に黄褐色の病斑ができて、やがて茶褐色に変化する。葉の中央部での発病は少ないようです。葉の薄い薄葉系統・大葉系統に多く見られます。
病気の発生は春・秋の季節の変わり目に発生しやすいです。ハウス栽培の場合は早めに発生します。葉に発生しますが、
(日中の温度と夜間の温度格差の多い気象状態のときに発生が多い)

防除方法と薬剤
発病葉は早目に取り除いて、子の胞子の飛散を防ぐために、焼却処分して頂きます。室内で栽培する場合は風通しを良くし、高温多湿を避けます。発病葉は早めに取り除き、切り取った葉も処分します。発病初期の薬剤散布で発生を防除します。

薬剤
予防剤として発病まえに使用。
○ベンレート水和剤  500倍

○ダコニール1000水和剤   1.000倍

などの薬剤に展着剤を加えますと効果的です。7~10日おきに数回連続して散布します。朝夕の涼しい時に散布してください。
(半日くらい雨が降らない天候の時に散布してください。)
病葉に抗体ができますので農薬を時々かえること。
農薬は説明書をよく読んで希釈倍数を確認すること。

特効薬
トリフミン水和剤  1500倍
ラリー 水和剤   2000倍
発病した場合、上記の特効薬は年1~2回程度にすること。

○農薬は数種類を交互に散布すると効果が上がります。
○メーカーの希釈倍数を守ること。
○展着剤を使用すると効果が増します。
ダイン
アプローチB1(1000倍)